セールスライティングで成約率（コンバージョン率）を上げるために、
いかに『読み手の感情を動かすことができるか』が最も大事な要素です。
・あなたは何かを購入する際に、気がつかないうちに
あなたの感情を刺激されていたことはご存じだろうか！？
・営業マンに勧められてツイツイ買ってしまうのは何でだろうか？
・ウインドーショッピングの予定が気がつかない間に
購入してしまった経験はないだろうか。
これら全てあなたの感情を刺激された結果です。
日本では『GDTの法則』として広まっている。
海外では『３✖️３（スリーバイスリー）ヘッドラインルール』
と呼ばれているコピーライティングの法則があります。
GDTの法則を意識することで、全ての文章で
読み手の感情を刺激することができるようになります。
人間には大きく分けて３つ（小分けにして９つ）の感情が存在します。
これのどの感情を刺激するかで売上が圧倒的に変えられたりできます。
また、今までは『世の中の言葉に刺激されていただけ』で
今後は、『世の中に仕掛けていく側』になれます。
ぜひ、マスターしてください。
GDTの法則とは
人間の叶えたい欲求を３つの段階にしたものが『GETの法則』です。
１、Goal（目標）人が最も追い求めているもの
２、Desire（欲望）人が最も欲しがるもの
３、Teaser（本性）人が最も行動に駆り立てるもの
この頭文字G ・D・Tをとって『GDTの法則』と言います。
GDTの法則を考案したのが、アメリカで著名なコピーライターである
マイケル・フォーティン（Michel Fortin）氏です。
マイケル・フォーティン氏は、GDTの法則以外にも、
セールスコピーの基礎（文章モデル）を公式化した
QUESTフォーミュラなど数々の
コピーライティングに関する法則を発表しています。
G・D・Tをさらに３つずつに分けたのを説明していきます。
Goal（ゴール）：目標→人が最も追い求めているもの
１、Save Time（タイム）時間をかけたくない
２、Save Effort（エフォート）努力をしたくない
３、Save Money（マネー）お金を使いたくない
Desire（デザイア）：欲望→人が最も欲しがるもの
１、Greed（グリード）富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
２、Lust（ラスト）愛が欲しい、性欲を満たしたい
３、Comfort（コンフォート）快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい
Teaser（ティーザー）：本性→人が最も行動に駆り立てるもの
１、Scarcity（スケアシティー）希少性のあるものが気になる
２、Curiousty（キュリオシティー）好奇心を掻き立てられるものが気になる
３、Controvesy（コントロバーシー）反社会性、
論争を巻き起こすような発言が気になる
GDTの法則には強さの順番がある。
欲求レベルは、Goal→Desire→Teaserの順番で強くなります。
これを一つずつ説明していきます。
Goal（ゴール）：目標
『目標』という段階は、GDTの法則の中で一番弱い欲求とされている。
（理性に近い感情であるとも言える。）
理性に近いので、『３つの目標』ばかりを訴えても、強く感情に訴えることはない。
１、Time（タイム）時間をかけたくない
人はどのジャンルでも極力、早く結果を出したいと考えています。
世の中の人はせっかちの人が非常に多いので、
いかに早く成果が出せるのかを前面に出していくと、
人はそれを魅力的のもと認識する。
例えば
・たった２週間、サプリを飲むだけで５キロ痩せた！そのサプリとは！？
・１ヶ月間聞くだけでネイティブの語学が聞き取れるようになる画像はこちら。
２、Effort（エフォート）努力をしたくない
人はなるべく努力をせずに最小限で成果を出せるようになりたいと考えてます。
人は最小限の努力で結果を出したいと考えています。
思っている以上に、世の中の人はなるべく努力をしたくありません。
努力を少なく結果が出せることを前面に出すことで、魅力的なものと認識します。
例えば
・1日一回、サプリを飲むだけで2週間で５キロ痩せる。
・ただ聞くだけでネイティブトークが聞き取れるようになる。
３、Money（マネー）お金を使いたくない
人はなるべくお金をかけずに結果を出したいと考えています。
現代の日本では日常生活を送る上でも、思っている以上の出費が出てしまいます。
そのため、『お金をかけずに』の要素は大切です。
例えば
・痩せられるサプリ１ヶ月分で５００円。
・英会話スクールでは半年で６０万かかる内容を、
１ヶ月１４８０円でネイティブのリスニング動画が聞けちゃいます！
Desire（デザイア）：欲望
『欲望』というのは、『目標』よりも強い欲求になる。
より本能に近い感情である。
１、Greed（グリード）富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい
人は他人よりも優れていたい欲望を持っている。
人は富や名誉を欲し、社会的に認めてもらいたいと考えている。
例えば
・『この知識さえあれば、トップ５％の仲間になれます！』
・『タワーマンション最上階から夜の夜景を見たくありませんか？』
２、Lust（ラスト）愛が欲しい、性欲を満たしたい
近年、人間は『モテたい、性欲を満たしたい』と欲望を持っている。
また、多くの人は『美しくありたい、愛されたい』という欲望がある。
例えば
・『たったあることをするだけで、美女からモテモテになる方法
・健康美人は愛され続ける方法を知っている。その方法とは。
３、Comfort（コンフォート）快適でありたい、
悩みや苦痛のない状態でいたい
人はストレスを抱えずに悩みのない生活を望んでいます。
常に将来の不安や悩みから解放されて、快適でありたいと望む欲望がある。
例えば
・例え事故になっても、保険に入ってるから安心して運転できる。
・社畜のように会社に飼われるのはもうやめよう！
Teaser（ティーザー）：本性
『本性』がGDTの法則の中で最も強い欲求です。
人が動物として逆らうことのできない原始的な欲求である。
『本性』を訴えすぎると、胡散臭い情報と勘違いされる恐れがあるので注意する。
１、Scarcity（スケアシティー）希少性のあるものが気になる
人は限定物（期間限定・数量限定・季節限定）などに弱い。
考えているうちに売り切れて、二度と手に入らないかもしれない、
だから早く飼わないと！というように人の行動を強く促す
例えば
・『あと3日で、この商品が購入できる最後のチャンスです！』
・この時計は世界に３個しかない希少性の高い一品です。
２、Curiousty（キュリオシティー）好奇心を
掻き立てられるものが気になる
人は意外性があったり、興味や好奇心をそそられるものが気になる。
人で言うとギャップがあって惹かれたりする。
例えば
・誰でも簡単に使えるのに誰も知らない〇〇テクニック
・暴走族の総長が東大に合格し、弁護士になった話
３、Controvesy（コントロバーシー）反社会性、
論争を巻き起こすような発言が気になる
人はダメと言われると、逆に気になってしまって自制心を保つことができなくなる。
・彼女には絶対に聞かれたらまずい秘密のトーク
・小さい頃にタバコは吸っちゃダメと言われてきたから不良はまずタバコを吸う。
まとめ
GDTの法則と言うのは、人間の本能を揺さぶるために必要なことです。
これらを文章のあちらこちらに載せることが読者の心を動かせます。
人は、知性ある人間として理性を持って生活をしていますが、
その内側には欲望から生まれる動物的な感情があると言うこと、
さらには生き残る生き物として本能が存在しています。
これらをうまく使うことで読み手に強い衝動を与えることができる。
さらに言うと悪用厳禁です！
この法則は人の心を巧みに操ることができます。
そのため私の願いは、あなたのサービスや商品を必要としている人たちに
お届けできるようにGDTの法則を使っていただけることを願います。
もっと人を巧みに誘導してみたい！
そんな方はこれを読んで！
Amazon公式サイトより：（思い通りに相手を操る心のガードの外し方）
おまけ：コピーライティングを完全マスター
コピーライティングをマスターするには
３つのライティング技術を学ぶ必要があります。
２、PREPの法則
３、GDTの法則
これら３つをしっかりと理解し、ブログを書く際に上手く利用することで
人を動かせるライティングが出来るようになります。
