STEP6-2

【PREPの法則】上司に理解されない!ダメな上司に分かりやすく伝えるための論理的な手法

 

 

営業成績全国2位になった私は普段から説明がうまい人だったのか?
って聞かれることがありますが普通の人よりも説明が下手で悩んでいました。

 

正直、今でも目上の人、尊敬する人と話をする際に
上手く説明が出来なくなることはあります。

 

社畜だった頃の私が良く思っていたのが、どうしたら上司・顧客に説明する時
上手く伝わることができるのだろうと日々考えていました。

 

しかし、考えているだけでは全くもって成長しないことに気が付き、
普段の会話からあることを意識して話すようになったことで
大きく改善できることになったのです。

 

その手法が『PREPの法則」です。

 

私がこの法則を知る前は話をするにも

・自分が一生懸命話していても眠そうに聞かれてる。

・説明が周りくどくて分かりにくいと言われる。

・自分が伝えたい事が相手にうまく伝わってなくてすれ違いが起きる

 

私はこれらは相手が悪いと感じていたこともあります。

 

ですが、一番悪いのは私の「話す順番」に問題があったと考えています

 

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あなたがもし同じような経験がある!と言うのであれば、

今から意識して人と話さないと一生そのまま変わりません。

 

フリーランスになったら人と話すことは少ないと思いがちですが、

全く違っています。

 

フリーランスになれば逆に人と話すことが増えます。

 

そんな時に、あなたの言いたいことが伝わらないとなれば
今後あなたのビジネスは上手くいかなくなる恐れも出てきます。

 

なので、今回のPREPの法則を改めてご説明しています!

 

ぜひ、最後までご参考にしていただければと思います。

 

PREPの法則とは

 

 

PREPの法則とは、ビジネスシーンでよく用いられます。
例えばプレゼンや文章右作成、面接などで使われることが多いです。

 

あなたが伝えたい情報を相手に分かりやすく伝えるための
論理的な話し方や書き方の手法です。

 

私自身、営業成績全国2位になった時に1番意識して話した手法でもあります。

 

話す順番は
1、結論(Point)、2、理由(Reason)、

3、具体例(Example)、4、結論(Point)です。

 

これらの頭文字をとってPREP(プレップ)となります。

 

この順番に話を進めていくことで説得力が高まり、話がスムーズに進みます。

 

PREPのメリットは、話の展開が論理的となり説得力をもたらせることが出来る
そのため話を聞く相手にとって話が分かりやすく最後まで聞きやすい。

 

どの場面でも一緒ですが、興味を持って話を聞いてもらえると
仕事がスムーズに進み効果的です。

 

私自身、PREPを意識して話をし始めてから営業成績も一気に上がった経験があります。

 

逆に、PREPを意識しないで話をしていた時は全くもって商品が売れませんでした

 

理由は話がダラダラと長くなったり、内容もあっちこっちと飛んでしまい、
相手からしたら何を伝えたいのか分からなくなっていたんだと思います。

 

営業では限られた時間内で自分の言いたいことを的確、
さらには効果的に伝えていかなくてはいけません。
加えて相手を説得する必要があるので、分かりにくいとそれで終わりです。

 

このPREPの法則を学び、今日からあなたも意識することで話が上手い人になれます

 

これからそれぞれのパートを一つ一つ説明していきます。

 

P:Point(結論)

 

結論を真っ先に相手に伝える。

 

一番効率的な言い方が、

『結論からもう上げると、』と冒頭に言うことです。

 

聞き手に、『今からこう言う話をするんだな』と思ってもらうことが大事です。

 

この一言で話を聞く心構えができるので効果的面です。

 

更に、結論を話した後は語尾は必ず『〇〇です!』と
必ず言い切ってしまうことがポイントです。

 

例えば

PREPを使わない

『落花生が美味しいところは千葉で、普段からよく食べるみたいですよ!
千葉では有名な食べ物で千葉県民は普段から落花生を美味しく
食べてると思います。家庭によってはサラダや料理に入れて食べているそうです。料理によって味が変わるから美味しいと思います。』

PREPを使うと

『結論から言うと、千葉の有名な食べ物は、落花生です!
千葉県民は普段から落花生を色々な方法で食べてるんです!
例えばサラダに入れたり、煮物料理のポイントととして入れたりします。
煮物の味で落花生の味が若干変わるので、
その味を楽しみながら美味しく食べているそうです。』

PREPを使わないと、聞き手は何が言いたいのか、
何の話をしているのか分からなくなってしまいますよね。

 

話している側は、せっかく話しているのに
聞き手に理解してもらえないってことが起きてしまいます。
それほど悲しいことはないですよね。

 

なので重要なのは一番初めに『結論を話す』です。

 

R:Reason(理由)

 

次に話すのは、先ほど話した『結論になる理由』を話します。

 

なぜ自分がこの結論や主張に至ったかを説明する必要があります。
なぜ理由かと言うと理由を話すことでより説得力が増すからです。

 

ポイントは『なぜなら』『理由としては』などを冒頭に持ってくると
より分かりやすく伝えられます。また、先ほど同様に
最後は必ず『〜です。』と言い切ることが大事です。

 

結論で主張したことに理由をつける習慣にする。

 

人は理由がわかると依頼が受けやすくなったり、契約に結びやすくなります。

 

E:Example(具体例)

 

結論を伝え、理由を述べた後、具体例を出します。

 

具体的な事例や裏付けを上げることで、理解を更に深めてもらうためです。

 

理由としては、話し手が話しているテーマについて、
聞き手が話し手と同じレベル・価値観で理解している
というケースはほとんどありません。

 

一番分かりやすいのは実例を上げるといいでしょう。

 

また固有名詞や数字、図表などを用いることで
短い文章や会話でも分かりやすく伝わります。

 

ポイントは『例えば』『更に分かりやすく言うと』『具体的に言うと』などを

冒頭に持ってきて上げると分かりやすいです。

 

こちらも最後は〇〇です。と言い切ることが大事です。

 

P:Point(結論)

 

最後に、最初に述べていた結論や主張を繰り返します。

 

もう一度相手に結論を認識してもらうことで、より相手の心に刺さるようになります。

 

ポイントは途中で説明した理由・具体例を踏まえてまとめられた結論で話すといいです。

 

PREPの法則、文章参考

 

 

例文1

結論 (P):鶏のささみ肉は筋肉またはダイエットに最適な食材です。

理由 (R):理由としては、高タンパク質で低カロリーだからです。

具体例(E):具体例を上げると有名なプライベートジムの公式サイトにも筋肉に良いと
レジピが紹介されています。

具体例(E):淡白な鶏のささみ肉は色々な料理でアレンジができるために
飽きずに食べることが出来ます。
私も実際に1週間違う味に変えて食べています。

結論 (P):このように栄養豊富で美味しく食べられる鶏のささみ肉は
ダイエットはもちろん筋肉にもいいと言われています。

 

例文2

結論 (P):私はバイオリンの音を聞くのが好きです。

理由 (R):なぜなら、バイオリンの音を聞くと、気持ちが落ち着くからです。

具体例(E):実は、バイオリンの音は人間の耳では聞き取れない、
高周波と低周波が出ています。
そのためリラックス効果がある高周波と低周波を体で感じることで、
心も体も癒されます。

具体例(E):バイオリンの音を幼少期から聞くと、作業記憶(ワーキングメモリー)と
呼ばれる能力を発達させ、脳全体の活性化に繋がると言われています。

結論 (P):だから私は気持ちが落ち着き、心身ともにリラックスができるので、
私はバイオリンの音が大好きなのです。

 

例文3

結論 (P):ライティングで、最初に学ぶべきものはコピーライティングです。

理由 (R):なぜならコピーライティングが一番自分の学習成果を実感しやすいからです。

具体例(E):分かりやすく言うと、コピーライティングは
商品を知った状態のお客様に対して、
その商品を買う気にさせるためのライティングです。

具体例(E):これを学ぶと人間の購買意欲やモチベーションを
コントロールできるようになるので、
自分が書いた文章で人が動く様を見ることが出来ます。

結論 (P):何事も楽しく学べることに越したことはないので、
コピーライティングを最初に学んでいくことをお勧めします。

 

これら3つの例文でわかるように、PREPの型に沿って説明するだけで、
簡潔で非常に分かりやすい文章になる。

 

誰でもこのPREPの型に沿って説明・書いていけばいいので、
文章の展開の仕方に迷いが生じなくなり、文章作成の速度が上がります。

 

まとめ

 

 

PREPの法則とは、相手に情報を分かりやすく伝えるための文章構成です

 

PREPの法則を取り入れるだけで、
今までとは違った説得力が出る説明ができるようになる。

 

話すのが苦手、文章を書くのが苦手という方は
このPREPの法則に従って書き進めるだけで、

誰でも簡単に論理的で分かりやすい文章を書けるようになります。

 

文章以外でも、普段上司や部下に説明する際にも使える手法なので、
普段から意識して使ってみてください。

 

おまけ:コピーライティングを完全マスター

 

コピーライティングをマスターするには
3つのライティング技術を学ぶ必要があります。

 

1、QUESTフォーミュラ

2、PREPの法則
(理解できなかったら再度確認してください!)

3、GDTの法則

 

これら3つをしっかりと理解し、ブログを書く際に上手く利用することで

人を動かせるライティングが出来るようになります。