動画をバズらせたい!
どうやったらバズらせることが出来るのか知りたい。
バズる動画はどんな工夫がされているのか知りたい。
そんな方は今TikTokで大バズり中の『ストリートラーメン』を
分析してみると参考になると思います。
すでにご覧になりましたか?まだ見ていないのであれば見てください!
@french.ramen
今回は、私がこの動画を徹底的に分析していこうと思います。
ちなみにこちらの動画は1日でなんと2500人がフォロワーになりました。
それだけではありません!
投稿翌日にはすでに120万回再生という驚愕の数字を叩き出しています。
それでは分析したいと思います。
ストリートラーメンの人って何者?

動画に出て来るシェフの正体を見つけました。
”坂 祥太”さん
動画のコンセプトは、
通りすがりの人に声をかけ、元ミシュラン2つ星スーシェフが家でラーメンつくる
という、今までにあるようでなかった、斬新な内容です。
坂さんは渡欧で本格的にフレンチを学んだ経験の持ち主。
フレンチ歴14年の実績をもつ本物のシェフです。
2019年10月東京・中野『ただいま変身中。』という変わった店名の
ラーメン屋さんをオープンした総料理長です。
ストリートラーメンがバズった理由

まずはどんな内容でどんな流れの構成になっているのかを見てみよう。
①自己紹介
②受け入れてもらえるか
③ルームツアー感がある
④人の家の冷蔵庫の中身は気になる
⑤家の台所で豪華な料理が作れる嬉しさ
⑥すごいラーメンができる・美味しそう
ストーリー性で考えるとこんな感じでした。
また、普通であれば2分と長い感じなのにあっという間に感じる。
20秒ごとにワクワクがあり、飽きさせない工夫がふんだんにある。
私が見た動画で気になる6ポイントを挙げてみました。
今回はこれらを1つずつ分析していこうと思います。
1、自己紹介
自己紹介する部分では3つのポイントがありました。
①インパクトのある始まり
「すみません」と声をかけ本人が映っていないのに
よく見たら、画像の下にはラーメンの湯切りのザルがあり
『ストリートラーメン』の題名と一致する
細かいところまで、演出されています。
初めの2秒を意識している出だしです。
②その後に共感を呼ぶセリフで視聴者の共感を得る
「実はぼく、ミシュランの2つ星のフレンチで副料理長やってまして、
今オーナーと喧嘩して、東京でフレンチラーメンやってるんですよ
有名になりたくて、こういうのはじめたんですけど、
もしよかったら今からご自宅で、ラーメン作らさせていただけないかと」
このようなセリフが続きます。
この時点で何をしている人かが理解できるようなっている。
③シェフが話すときに噛んでる
普通であれば冒頭の紹介部分ではなるべく話している最中に噛んでいない動画を
使いたいと思います。
なのになんでこのシェフが噛んでいる動画が採用されているのだろう?
この理由は3つあります。
1、素人感が出ている
=この素人感を出すことで親近感が一気に出る
2、緊張してる感じを出している
=他人の家にあげてもらうのは中々ハードルが高いと思う。
この時点ではラーメンが作れるかどうか分からないので話している時に
噛んでいると緊張感が伝わる。
3、あえて噛んだ動画を採用
理由としてはコメントに噛んでいることを書かせるためのテクニックの1つです。
この完璧でない動画に視聴者はシッコみを入れたくなってしまう。
では、次に何を意識しているかみてみましょう。
2、受け入れてもらえるか
そもそも視聴者からしてみればまだストリートラーメンをする人が
何をするのかが分からない。
このままだったら面白くなくて視聴者からしたらスワイプされてもおかしくない。
それなのにみられているのは何故か?
実はここで注意するポイントは2つある。
まず注意してみるのが音楽。
『曲を場面場面で変えている』
ストーリートスナップでまず始めに考えなくてはいけないことは
いきなり声をかけているので
『やることに対して受け入れてくれるのか』
このドキドキを作れるかがすごく大切になってくる。
これを考える事が一番大事です。
ではストリートラーメンではどうしているのかというと、
『最初の話を受け入れてくれるまでの音楽』と『受け入れてもらった時の音楽』
この2つのポイントを意識して聞いてみよう!
1、最初の話を受け入れてくれるまでの音楽は(ドキドキ緊張感ある音楽)にしている。
=正直、初めて見る視聴者からしたら
ストリートラーメンなんか意味がわからない状態です。
だから視聴者の気持ちを考えると受け入れてもらえるのかの
『緊張感』を視聴者に楽しんでもらう。
そのために緊張感ある曲にしている。
2、受け入れてくれてからの音楽は明るい曲になっている。
=そこから受け入れてくれてからの音楽は明るい曲に変えています。
これは一気に『解放感』を出すための演出です。
(人は明るい音楽を聴くと自然に明るい気持ちになります)
なぜ曲を変えているのかというと視聴者の感情作りを考えているからです。
この感情作りがあるから飽きずに次はどうなるのかと
気持ちが高まっています。
これを狙って音を変えているのが分かります。
3、ルームツアー感がある
曲のタイミングを変えたと同時に通行人の家の中に切り替わります!
音が明るくなって気持ちも高まった状態です。
さらに通行人の家のリビングに入ると明るい日差しが一緒に入ります。

この映像を見るだけで自然と視聴者の気持ちも明るくなって
次はどうなるの?って思ってしまうのでは無いでしょうか。
それと同時に視聴者からしたら他人の家の中はどうなっているのか?
部屋の感じはどうなのか?
この人たちはどんな生活をしているのかなど気になりますよね。
このルームツアー感があることで更に次はどうなるのかと
自然と見てしまっているかと思います。
更に視聴者のドキドキと気になるのがあります。
4、人の家の冷蔵庫の中身は気になる
ここでもポイントが2つあります。
1、正直他人の家の冷蔵庫の中は気になりますよね!
これも視聴者の『見てみたい!』って欲求をくすぐられてしまいます。
=見てみたいという人間の欲をうまく引き出せています
このテクニックを知りたい方はこちらの
『GDTの法則』を見てください。
2、視聴者も実際にドキドキしてもらうテクニック
=シェフから見た他人の冷蔵庫をチェックして
正直に『これは料理しない人の家』と言っています。
これは家主からしたら正直見られたくない所です。
見ている視聴者からしたら
『もし私の家に来てもらって私のの冷蔵庫の中を見られたらどうしよう』
っと思ったりします。これは違った意味での『ドキドキを味わってもらい』
あたかも自分がみられているのでは無いかと思わせる内容です。
5、家の台所で豪華な料理が作れる嬉しさ
ここでもポイントが2つありました。
1、『一般家庭でもこんな料理ができる!』
そう思わせてくれる内容なので
どう作っているんだろう!?
って思わせてくれると同時に最後まで気になると思います。
この視聴者の気持ちに寄り添い自分でも出来るのではと思わせるテクニックです。
②通りすがりの人が調達した材料を使っている。
シェフが準備した材料でラーメンをつくるのではなく、
通りすがりの人が、準備したもの+家の冷蔵庫で、即席ラーメンを作る
(さすがに麺は買ってもらっているようですね笑)
こうすることで、
一般の家庭でもできる料理のはずではあるがなかなか作れませんよね!?
だからこそ自然とシェフの技術が高いことや創造性がアピールできます。
6、すごいラーメンができる
最後にものすごい美味しそうなラーメン。
『ストリートラーメン』とうたうのでそれ相応のものが出ないと
視聴者は納得がいかないと思うが、本当に美味しそうなラーメンが出てくる。
ここで視聴者の気持ちが次の動画の期待と楽しみに変わる。
どういうことかと言うとポイントは2つあります。
1、通りすがりの人は半信半疑でラーメンを作ってもらっていました。
それが本当に美味しいラーメンだったので最後に「普通にガチうまい!」と言わせている。
こうすることで視聴者にも食べたいという感情が出させられている。
2、即席のラーメン
即席のラーメンだったにも関わらず美味しそうなラーメン
これを出すことで違う家で、違う材料を使ったらどんなラーメンが
出来るのかと思うかと思います。
その時点で次の動画が気になってしまっている。
この視聴者の感情を動かすテクニックが使われています。
まとめ

ストリートラーメンを色々分析してみました!
いかがでしたでしょうか?
この分析を見て私はこう思うってことがあれば是非私の公式ラインに
コメントをしていただければ嬉しいです。
改めてバズる動画のコツまとめ
①2秒で分かる動画にする、スワイプを阻止する
②視聴者に共感してもらえる一言
③BGMで視聴者の気持ちを変えて世界観を演出をする
④動画にエンタメ系でギャップを見せる
⑤今流行っている要素を入れる。(今回はルームツアー)
⑥人の見てみたい欲求を刺激する。
⑦本人の技術があることを間接的に伝える演出
⑧キャッチコピーにトコトンこだわれ!
⑨凝縮した動画なのにたくさんのポイントがあるので短く感じる
もしあなたがバズらせたい動画を作りたいのであればバズっている動画を分析することが
一番バズらせるために手っ取り早い方法です。
なので、今バズっている動画から、バズる動画の作り方のコツを
共有しました。
このコツ知って、覚えて、あなたのものにしてしまえば、
バズる動画を作ることは、難しくありません。
皆さんもぜひ、挑戦してみてくださいね!