STEP5-1

知らないと倒産するペルソナとターゲットの違いについて

 

Q,知らないと倒産!?そんなことないでしょ!

 

そんな事で倒産はしないと思いませんでしたか?
実は倒産するは事実です。私が倒産しました笑

 

私は飲食店を経営していたのですが、実際にペルソナとターゲットを一緒だと考えていて
ペルソナの事を一切考えずに何となくターゲットだけ決めて店をOPENさせました
その結果、倒産することになった一つの原因がこのペルソナとターゲットの違いを理解していなかったことです。

 

たったそれだけ!?

と思いますが、もちろん倒産の理由はそれ以外にもあります。

ただ、このペルソナとターゲットを軽視していたことで倒産に傾いたことは事実です

 

あなたがこれから自分でビジネスをしていく、フリーランスで生き残るためにも

このペルソナとターゲットの違いをしっかりと理解していく必要があります。

 

マーケティングを成功させるためには、
ターゲットとペルソナの違いをしっかりと理解して、どちらか一方を設定するだけでは
なく両方を設定して考えていく必要があります。

 

今回の内容では、マーケティングにおいて
ペルソナとターゲットを設定する意義、
2つの違いや、効果的活用方法などについて
誰でも分かるように簡単に解説していきます。

 

ターゲットとは

 

 

ターゲットは集団・実在する全体をあらわしたものです。

 

例えば

[30代、女性、都内で勤務]

の様にあらわします。

お客様と言っても、年齢、性別、趣味、居住地、学歴、職業、年収、家族構成、悩みなどなど人によって異なります。

 

すべての人が好む商品を開発、販売するのは現実的に難しいですよね!

商品が売れるためにはある程度絞ることが大事になってきます。

 

企業の資源も限られているので、競争力の高いマーケットを選定し、
そこに資源を集中させ、競争に打ち勝っていくことが重要です。

 

※『ターゲティング』とは属性やパターンなどで分類した集団の情報をもとに、商品販売やマーケティング活動の対象を絞り込むことを指します。

 

ターゲットを絞るほど資源を集中させられます。

 

とは言え、実際にターゲットをどの様に決めていくかと言うのが一番難しいですよね!
私自身、ターゲットを決めてくださいと言われた時にどのようにターゲットを決めていいのかが全く分かりませんでした。

 

そこで初心者の方がターゲット設定を分かりやすくするために
こちらを参考にしてみてください!

 

 

こちらは初心者の私が実際にターゲットを決める際に考えた内容です。

今まで、ターゲット設定をしたことがない方は
こちらの例文を見ながら作成してみてください。

 

 

ペルソナとは

 

 

ペルソナは「個人」がが対象です。

 

例えば

性別:女性

年齢:33歳

家族構成:独身、一人暮らし

職業:都内OL

学歴:〇〇大学卒、私立高校卒

趣味:ヨガ、休日ジム通う

悩み:デスクワークのため肩や首のコリ

などなど

 

あまり知られていないが、「ペルソナ」とはラテン語で「人」を意味します。マーケティングにおけるペルソナとは、顧客などから集めた情報から共通項目を抽出し、具体的な人物像として設定した対象を表します。

 

つまりターゲットの中からさらに個人を特定する。それがペルソナです。

 

ペルソナを設定することで具体的な顧客像が明確になり、顧客の悩みをより深く把握することができるメリットがある。

 

そこで初心者の方がペルソナ設定を分かりやすくするために
こちらを参考にしてみてください。

 

こちらは初心者の私が実際にペルソナを決める際に考えた内容です。

今まで、ペルソナ設定をしたことがない方は
こちらの例文を見ながら作成してみてください。

 

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『ターゲット・ペルソナ設定用テンプレート』

 

ターゲットとペルソナ設定

 

 

結論は、ターゲットが「実在している【集団】のこと」である。

ペルソナは「個人」がが対象です。

(尚、ペルソナ設定される個人は実在しなくても構わない。)

 

そのため、ターゲットとペルソナは、設定の目的が異なるのが分かります。

 

ターゲットは商品やサービス対象の市場や顧客を絞り、
マーケティング戦略構築のために設定する。

 

一方のペルソナは顧客を深く理解し、潜在ニーズを把握するために設定する。

 

接待野球で例えると

ピッチャー(自社)

ストライクゾーン(ターゲット)

ど真ん中(ペルソナ)

バッター(顧客)

 

ターゲット=『ストライクゾーン』

ピッチャーはストライクゾーンを目指して球を投げていきます。

そもそもピッチャーはストライクゾーンが分からなかったり

ストライクゾーンに球が投げれないと野球というスポーツは出来ません!

そのためピッチャーはストライクゾーンに目掛けて投げていきます。

 

ストライクゾーンにまず投げることが野球を始められる。

 

ただこちらの試合は『接待野球』です。

 

ストライクゾーンのどこでも投げて良い訳ではありません。

なぜならバッターはいろんなところに球が来ると打ちにくいですから!

 

そこでピッチャーは的を一点に絞って投げる必要があります!

バッターが打ちやすいのはど真ん中です!

 

ペルソナ=『ど真ん中』

バッターが打ちやすい球はど真ん中の球が一番打ちやすいです!

接待野球なのでバッターに打たせてあげましょう!

バッターはど真ん中に球が来ると分かってたら打ちやすくなりますよね!?

だからピッチャーはど真ん中を狙って投げましょう!

もしバッターが真ん中に球が飛んでくると思えば打ちやすくなりますよね!

だからピッチャーはど真ん中に投げてあげるのが大切になります!

 

これがターゲットとペルソナを設定する理由です。

 

ペルソナ設計をする際の大事な3つの注意点

 

 

1、やりがちなのが先入観や思い込みで人物像設定する

 

ペルソナな設定をする場合、先入観や思い込みで
人物像を設定しないように注意してください。

 

ペルソナを設定する際に、主観や理想にとらわれないように注意すること。
ペルソナは架空の人物像ではありますが、ペルソナと実際の人物があまりにもかけ離れていたり、『そんな人物はいない』様では全く意味がありません。

 

ペルソナ設定する時は、客観的な情報で設定する。

私が設定した時は、政府による人口や年齢分布に関するデータ・自社の顧客データなどの信頼できる情報を参考にある程度のターゲットは決めます!(国税庁のデータ
ターゲットが決まったらペルソナに落とし込んでいくイメージで設定しました。

それだけではまだ足りません。

ユーザーの声が一番大切です。

私が良く調べるのがその分野で人気のサイトなどを開いて口コミを見たり
Yahoo知恵袋などから生の声を調べたりした上でペルソナに落とし込んでいきます。

 

2、ペルソナはある程度、見直す必要がある

 

結論から言うと、いきなりペルソナを設定しても

自分が思う設定像にならず、若干のずれはあります。

 

ペルソナを設定したら終わりではありません。定期的な見直しも必要です。

見直しといっても初めに設定したペルソナは大きく変化する訳ではありません。
実際にマーケティングを進めていくと想定と違った結果になってしまう場合があります。

思うような結果が出ない場合には、ペルソナの設定を見直さなくてはいけなくなる場合がある。市場の状況やマーケティングの成果を日々チェックし、ペルソナの設定が適切かどうかを確認していくことで、より自分自身が思う理想のペルソナ像に近くなっていきます。

 

3、聞いた人全員がイメージできる人物像設定

 

ペルソナを決めたとしても自分以外別の人が見たら具体的に
人物像をイメージできないとダメ。

 

ペルソナは架空の人物像で考えていきます。
そのため、中には特徴をたくさん盛り込んで不雑なペルソナ設定にしてしまう人もいます。

ペルソナ設定で特徴を入れるぎてユーザー像がつかみにくい設定にしてしまうと、効果的
マーケティングが出来なくなってしまうので注意してください!

それではペルソナ設定する意味がなくなります。
ペルソナ設定をする際は分かりやすさを常に意識して設定します。
必要のない情報は全て外して、具体的でさらに特徴が掴みやすいユーザー像を
設定することが大切です。

 

まとめ

 

 

マーケティング用語でターゲットやペルソナは似たような意味を持ちます。
この違いをしっかりと理解した上で、マーケティングによる成果を高めるには
マーケティング施策を振り返る時に設定したペルソナが適切なペルソナ像になっているのか
評価することが大切です。

今回、お伝えしたペルソナとターゲットの違いをしっかりと理解したうえで、マーケティングを成功させるために、ターゲットとペルソナのどちらか一方を設定するのではなく、
両方とも設定することが成功に近づけます。